|
内科 菅先生のドクタートーク |
胃ポリープ |
|
前回は大腸ポリープについてお話しましたので、今回は胃のポリープについてお話します。胃のポリープは大腸のものほど癌にならないのですが、中には癌になるものも含まれるので要注意です。 胃ポリープは大きくわけて3種類あります。まずきれいな胃粘膜にできるちいさな白いポリープ、これは噴門腺ポリープといい、癌にはなりませんので、放っておいて大丈夫です。 |
|
赤いポリープは過形成性ポリープといいますが、これも癌にはまずなりませんが、なかには大きくなって出血したりする事があります。このポリープはピロリ菌の関与が大きく、ピロリ菌の除菌で消える場合がありますので、目立つ場合は除菌治療も考慮して下さい。 もう一つは腺腫と言われるやや扁平なポリープですが、これは癌になるものもあり要注意です。 小さなものは定期的な内視鏡検査でのフォローでかまいませんが、組織的に異型細胞の認めるものは切除された方が良いでしょう。治療は内視鏡的に粘膜をはぎ取る様に切除しますが、慣れた内視鏡医であれば比較的簡単に治療ができます。 胃にポリープがあると言われた方は、どのポリープなのかを確かめておかれる様にして下さい。 |
|
|
|
Site Content Menu コンテンツ・メニュー info@fujisawa-doctors.net |
Second opinion お悩みの病気相談・診療相談・セカンドオピニオン info@fujisawa-doctors.net |
|
|
Copyright (C) 藤沢総合診療研究会. All Rights Reserved. 当サイト掲載内容の無断コピー及び転写を禁止します。 |