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アレルギー専門医のドクタートーク/長後中央医院 鈴木先生 |
最近のアレルギー疾患で相談・受診が多いかなと感じているもの | |
1.喘息と副鼻腔炎
最近、「副鼻腔炎による喘息の重症度の見かけ上の増悪」・「見かけ上「喘息」と診断されている副鼻腔炎」の症例が増加しているように思われます。しかも、通常の副鼻腔炎の好発年齢より高い8?10歳の子どもが増えているようです。(10歳を過ぎると副鼻腔の大きさが成人とほぼ同じになります。)
1歳前後まで卵を意識せずに食べていてなんの症状がなかった子どもで1歳前後以上のときアイスクリーム・オムライス・親子丼などの卵製品・卵そのものを食べてアレルギー反応を起こし血液検査をして卵を除去している子どもも最近、多くみます。血液検査で鶏卵陽性で完全卵除去している例が多いのですが、前述のような例アイスクリームは生で、オムライス・親子丼では加熱が十分でなく生成分が残っていて生卵のみがだめなことも多いのです。同様に血液検査の鶏卵は生成分に対する反応で、オボムコイドとの関係で考える必要があります。また卵アレルギーだけではなく食物アレルギーでは摂取する量や質(十分に加熱したかどうか等)によって起こることもあります。
ガイドラインに準拠した正しい十分なスキンケアおよび軟膏処置などの薬物療法でほとんどの方が4?5日で十分に軽快します。実際に正しい十分なスキンケアおよび軟膏処置などの薬物療法で良くならない方は多くはありません。専門病院に受診したアトピー性皮膚炎(湿疹)の患者様でも以前に受診していた医院・病院で正しいスキンケアや軟膏処置を聞いている・教わっている方は多くはないというアンケート結果もあります。
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