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内科 菅先生のドクタートーク

胃炎ってなに?
胃のバリウム検査や内視鏡検査で、‘胃炎ですね’と言われた事のある方も多いのではないでしょうか。胃炎という病名はやや曖昧なところがあって、何となく胃の調子が悪い時にも使われています。では正確な意味での胃炎とはどういう疾患なのでしょう。

胃炎とは呼んで字の如く胃に炎症がある状態ですが、内視鏡的には粘膜に萎縮がなく表面が赤いだけの表層性胃炎と胃粘膜が萎縮している萎縮性胃炎に分かれます。
表層性胃炎はピロリ菌の関与がなく、表面だけの一時的な炎症で、症状が改善すれば忘れてしまってかまいません。

それに対し萎縮性胃炎はいわゆる慢性胃炎の事で、ピロリ菌が関係しており、加齢とともに徐々に進行していきます。
日本人の半分以上はこの萎縮性胃炎であり、これだからと言って心配することはないのですが、萎縮性胃炎の方100人に3〜4人が胃潰瘍になり、1,000人に4人くらいは胃がんが発生すると言われています。

ご自分の胃が慢性胃炎なのかどうか、ピロリ菌に感染しているのかどうかは一度調べておかれた方が良いでしょう。
そして慢性胃炎と言われた方は、年1回は内視鏡検査を受けられる事をおすすめいたします。
 





● すが内科クリニックの菅先生のドクタートーク

1.ピロリ菌をごぞんじですか/胃粘膜に住み、毒素によって胃粘膜を障害します

2.内視鏡のすすめ(胃カメラ・大腸カメラ)

3.内視鏡を用いた治療(内視鏡的粘膜切除術)で胃がんを治す事が可能

5.ピロリ菌を退治しよう/日本人の半数の方が陽性です

6.大腸ポリープは大きく分けると、腺腫と過形成性ポリープがあります。

7.胃のポリープ/慣れた内視鏡医であれば比較的簡単に治療ができます。

8.お刺身やお寿司などを食べた後、急に胃が痛くなったときはアニサキス症

9.C型肝炎とは/非常に重要な臓器である肝臓が徐々に弱る病気が慢性肝炎です

10.胸やけ/酸っぱいのもが上がってくる感じや、喉のやけた感じなどの症状

11.経鼻内視鏡の良い点、悪い点などをお話しいたします



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