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大腸肛門科 ドクタートーク
藤沢湘南台病院
 鈴木 紳一郎先生

この地で暮らす皆様のために、急性期病院として充実した医療を提供しなければなりません。しかし、ここで言う「24時間 迅速急性期医療」とは、単に救急を指すのではなく、医療において一番大切な時間のロスを省くことであります。CT、MRI、心臓カテーテル、内視鏡等による検査をすぐに実施し、正確かつ迅速に診断結果の出せる質の高い医療を目指しています。
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Vol.3 潰瘍性大腸炎 外科的治療


今回は、外科的治療について述べてみたいと思います。

 絶対的適応(必ず手術を要するもの)としては、@全身症状の急性増悪:重症型で強力静注療法に抗する例、激症型で早期に好転しない症例 A重篤な急性合併症:大腸穿孔・急性腹膜炎、中毒性巨大結腸症、大量出血 B大腸癌の発生、もしくは発生を疑う場合が考えられます。


 また、相対的適応(必ずではないが、手術を勧めるもの)としては、@難治例のうち入退院を頻繁に繰り返し、QOLが著しく損なわれる場合 Aステロイドによる重症副作用が発現する恐れがある例 B大腸外合併症 C大腸合併症などが考えられます。


 この中で特に緊急手術となり得るものとしては、絶対的適応である大腸穿孔・急性腹膜炎・中毒性巨大結腸症・大量出血があり、この場合は夜中であっても手術をする必要があります。


 手術の時期においては、上記の緊急手術の他に、待機的手術(日程を予め決めて手術を行うこと)があります。

現在日本では、3つの術式が行われています。

 【1】    【2】     【3】

当院では【3】を行うことにより、残存直腸粘膜を無くし、根治性を高めることを目指しています。

 いずれにしても、内科と外科とが協力できる施設にて、よく医師に相談されることが最善と思われます。




大腸肛門科 藤沢湘南台病院 (鈴木紳一郎 院長)ドクタートーク





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